NGSDの会
NGSDプロジェクトでは毎年5〜6人の専攻医に加え、数多くのインテンシブコース修了生を輩出しています。本プロジェクトの卒業生としては臨床遺伝の武器を身に付けた上で、元の職場に戻りさらに活躍されている先生が多く、卒業後のface to face communicationの維持が困難となっていました。そこで、2017年の日本遺伝カウンセリング学会学術集会期間中にNGSDプロジェクト関係者で行った会議で、NGSD専攻医ならびにインテンシブコース受講生(ともに卒業生を含む)の連携強化を図るため、「NGSDの会」を作ることを決め、僭越ながら京都大学(当時NGSD専攻医、現当大学教員)の川崎秀徳がその初代会長を務めております。実際の専攻医やインテンシブコース受講生がプライオリティーを取り、未来の臨床遺伝を担う人材の横のつながり、斜めのつながりを作ることを目的としています。このプロジェクトがなければ出会わなかったかもしれない、臨床遺伝という同じ問題意識をもった幅広い世代の仲間たちと育んでいく発展途上の組織です。現在はまだ日本遺伝カウンセリング学会や日本人類遺伝学会でミーティングや親睦会を行う程度の活動ですが、メーリングリストやSNSを通じた情報交換、研究協力などに発展していければと考えています。皆さま方の参加を心よりお待ちしておりますので、ご希望の先生は下記までお気軽にご連絡ください。どうぞよろしくお願いいたします。
2019年6月1日
川崎 秀徳(Hidenori Kawasaki)
京都大学大学院医学研究科 社会健康医学系専攻
医療倫理学・遺伝医療学 助教